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2023-05-15

ごぼうなのに白い!?「かほりごぼう」とは?

今回は水田で作られる珍しいごぼう「かほりごぼう」について紹介します。

豊後大野市で栽培されているこのごぼうは名前のとおり香りが強いのが特徴です。また通常のごぼうに比べて白くて柔らかく、えぐみが少ないというのも特徴です。
豊後大野市では、「かほりごぼう」は水田の裏作として生産されているため、”水田ごぼう”とも呼ばれています。
生産時期は、稲作が終わった後から栽培が始まり6月末まで続きます。収穫は4月上旬からはじまるため、まさにこれからが旬の野菜です。
収穫されたごぼうは、大分や別府、神戸の市場を中心に出荷されます。

【生産者 石本 寿記さん】
今年の冬は寒かったため最初はサイズが少し小さく収穫量も心配でしたが、その後しっかり成長し、現在は例年並みの生育状況になっています。
かほりごぼうはえぐみが少なく、販売する際に機械できれいに土を落としていて調理も楽なので、ぜひ皆さんに一度食べてもらいたいです。

おすすめの食べ方は…
きんぴらごぼう(ごぼうの香りが強いからこそ、ごぼうが主役のこの食べ方はおすすめ)
酢ごぼう(生のごぼうを酢漬けにして食べるというもの。えぐみが少なく柔らかい「かほりごぼう」だからできる食べ方)です。
ぜひ一度試してみてください。

犬飼町で「かほりごぼう」を栽培されている石本寿記さん

1本ずつ手作業で引き抜いていきます。

通常のごぼうと比べて色がとても白いですね

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