縮んだ葉と甘さが特徴!ちぢみほうれん草が旬です!
今回は冬季限定で販売されるちぢみほうれん草について紹介します。
ちぢみほうれん草は冬に栽培され、12月末から2月末までが旬の野菜です。冬に旬を迎える野菜は寒さから身を守るため、体内の養分を凝縮し、糖を貯める性質があります。 そのため、ちぢみほうれん草の栽培においては、寒さにあてる事が重要であり、霜が降りることで葉が縮み、糖度や栄養価が高くなるのです。
こうして作られたちぢみほうれん草は、通常のほうれん草に比べえぐみが少なく甘みがあり、鉄分やカロテンやビタミンCが多く含まれています。
豊後大野市は県内有数のちぢみほうれん草の生産地です。収穫されたものは、農協を通して大分はもちろん、福岡、岡山、関西などに出荷されます。
今回は冬季限定のちぢみほうれん草について、豊後大野市で生産されている【後藤久さん(JAおおいた豊後大野ちぢみほうれん草部会 部会長)】に話を聞いてきました。
今年のちぢみほうれん草に生育状況について 今年は暖冬の影響から、12月上旬までは糖度が上がらず心配であったが、12月末に寒が入ったことで糖度が上がり、現在は例年通りに育っています。
おすすめの食べ方は?
通常のほうれん草と同じようにおひたしや胡麻和え、ソテーにして食べるのがおすすめです。
また、ちぢみほうれん草はえぐみが少ないため生食も可能です。サラダにして食べたり、しゃぶしゃぶにして食べるのは、ちぢみほうれん草ならではの食べ方としておすすめです。
消費者の皆さんへ
ちぢみほうれん草は12月から2月という限られた期間しか食べることができません。
甘くて肉厚なちぢみほうれん草は今が旬です。
スーパーなどで見かけた際はぜひ購入して食べてみてください!
1つ1つ手作業で収穫を行い、葉や茎についた土をふき取ります【生産者:後藤久さん】
名前のとおり縮んだ葉が特徴です!
このパッケージを見かけたらぜひ購入してみてください!