2022-05-13
JA・県・市による「黄化えそ病」対策 市内ピーマンハウス全戸巡回
令和4年5月9日~5月13日の期間、「ピーマン黄化えそ病」対策として、JAおおいた豊肥事業部・大分県豊肥振興局・豊後大野市など関係機関による市内ピーマンハウス全戸巡回を行いました。
「ピーマン黄化えそ病」とは、アザミウマ(別名「スリップス」とも呼ばれるとても小さな昆虫)が媒介する農作物にとってのウイルス性の病害であり、ひとたび症状が発生すると、農作物に傷がつく事で出荷できなくなるなど、ピーマンやトマトの産地は大きな被害を受けます。
産地を守るために関係機関が一体となって行うこの全戸巡回において、生産者の皆さんと直接会う事により、病害虫の発生状況や生育状況の確認などの情報共有を行っています。
現在、豊後大野市内には、約150戸の生産者さんがピーマンを栽培しており、3月に植えた苗を大事に大事に育てながら、雨の日も風の日も、日差しが強くハウスの中が蒸し風呂状態になる日も、「緑色に輝くピーマン」を収穫しています。
病害虫の発生に気を配りながら、「大分ピーマン」の名産地を守る真摯な取り組みを継続しています。
JA・県・市職員によるピーマンの病害虫確認
熱心に!真剣に!! 耳を傾けてくれる生産者さん
※生産者さんの承諾を得たうえで、ピーマンハウス内に入り生育状況を確認しています。
タグ: ピーマン
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