2025-05-31
農薬による「蜜蜂」の被害を防止しましょう
<蜜蜂への危害防止について> 今般、県内で養蜂家が飼育する蜜蜂の異常死が確認される事例が発生しました。 蜜蜂の異常死の原因としては、ウイルスや細菌等の病原体、ダニその他の寄生虫、一部の農薬、栄養不良、周辺環境の変化及び異常気象が考えられますが、農薬による被害は、農薬使用者と養蜂家で各々の情報(使用農薬や蜜蜂の飼育情報等)が共有され、各々が対策に取り組むことで低減できると考えています。 つきましては、引き続き、園芸作物の生産にあっては蜜蜂の訪花活動が花の受粉に役割を果たしていることをご理解いただくとともに、下記に留意のうえ、農薬使用者と蜜蜂飼育者が周辺の環境を十分に確認することとお互いに情報交換をすることが大切です。 農薬を配布する前に、近隣の蜜蜂飼育状況を確認し、地域で一体となって蜜蜂の危被害防止に取り組みをお願いします。 |
【蜜蜂に対する農薬危害防止対策について】 ※農薬を使用する際は、農薬のラベルの「農薬の使用上の注意事項」や「使用時期」として記載されている事項等を遵守し、適時適切な防除を心がけるようお願いします。 (1)養蜂家と情報共有できる関係の構築をお願いします(使用農薬や蜜蜂飼育情報等)。 (2)農薬の中には、蜜蜂に影響を及ぼすものがありますので、農薬を使用する前には、使用する農薬の情報を養蜂家に連絡するようお願いします。 (3)農薬散布は、蜜蜂の活動が最も盛んな時間帯(午前8時~12 時まで)を避けるように お願いします。 (4)開花前~開花期の使用農薬は、蜜蜂に影響がない農薬を選択するようお願いします。 (5)蜜蜂の開花雑草への訪花を防ぐためにも、害虫の発生源になる圃場周辺等の雑草管理 を徹底するようお願いします。 |
【養蜂家の蜜蜂飼育情報ついて】 養蜂家の蜜蜂飼育状況は、管轄する大分県振興局(別表参照)が把握していますので、近隣の養蜂家と情報共有できる関係が構築されていない場合は、連絡するようお願いします。 また、農薬の使用等で不明な点がありましたら、併せてお問い合わせください。 〈県HPへのリンク〉 https://www.pref.oita.jp/soshiki/15060/nouyaku-bee.html 〈蜜蜂危害防止の啓発チラシのみのリンク〉 https://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/2201526.pdf |

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