スイーツにはかかせない!”いちご”が旬です
今回は”いちご”について紹介します🍓
いちごには多くの品種が存在し、品種ごとに味わいや旬の時期が異なります。
豊後大野市では現在、「ベリーツ」と「さがほのか」の2品種が主に栽培されています。
ベリーツは大分県が8年の歳月をかけて開発したオリジナル品種で、名前は「スイーツみたいなストロベリー」からきています。ベリーツは鮮やかな赤色をしていて、甘味と酸味がはっきりしており、いちごの味を強く感じられるのが特徴です。
旬は11月から2月ですが、シーズンを通して糖度が高いものが多いです。
一方でさがほのかは佐賀県生まれの品種で、甘味と酸味のバランスが良く、形が良いものが多いためクリスマスケーキなどによく使用されます。ベリーツの旬が11月から2月なのに対して、さがほのかは3月ごろから糖度がぐんと増して美味しくなります。
そんないちごについて今回は、豊後大野市でいちごの生産を行っている【大島勇治さん(JAおおいた豊後大野いちご部会 部会長)】に話を聞いてきました。
今年の生育状況は?
今年は水や土の管理に力をいれたため、生育状況はかなりいいですね。通常時は1日約200パックくらいの収穫なのですが、今は1日約300パック程収穫しています。
いちご生産の上で大変なことは?
今はさがほのかとベリーツの2品種を栽培しているのですが、品種ごとに栽培方法が違うので、それぞれにあった栽培をするのが大変ですね。特にベリーツは最近できた新品種なので日々研究しながら栽培しています。いちごは手をかけたらかけただけ美味しくなるので、今後も美味しいいちごを作るため楽しみながら栽培していきたいです。
おすすめの食べ方は?
やはり生の状態で食べるのがおすすめですね。特に練乳をかけて食べるのがイチオシです!いちごは冷たいと酸味を感じやすいので、食べる前に常温に戻してから食べると、いちごの甘さを最大限に感じることができます。
作るうえで大切にしていることは?
関わる人すべてに感謝することです。私たちが農作業に集中できるのは、農作業以外の部分を手伝ってくれる人たちのおかげであり、作ったいちごを購入してくれる消費者の方々のおかげです。今後も関わる人たち全員に感謝しながら生産していきます。
今回取材させていただいた大島勇治さん
鮮やかな赤色で形がとてもきれいですね!(ベリーツ)
大分県産のベリーツ!ぜひ食べてください!